西川です。
何か心に変化があったとき、筆跡も変わるんですね。
平静にしているつもりでも書かれた文字にははっきりと変化が表れます。
たとえば、へんとつくりの間の広さをみてみると、
「切羽詰まった思い」「身の縮むような思い」のような状態のときは、人の言うことなど聞き入れる心の余裕がありません。
ですからへんとつくりの間の空間もぴったり閉ざしてしまっています。
それに対して、心に余裕のある時は、字の中の空間も広げたい深層心理が働いています。
心にゆとりができ、穏やかな時、へんとつくりの間がぐーーんと広くなります。
このへんとつくりの間の広さは深層心理的に心の広さ、ゆとりを表しています。
いかがでしたでしょうか?
何か心の変化があった場合、筆跡は変わるものなんですね。