筆跡診断を学んでいると、人からいただいた手紙の住所や名前を書かれた筆跡が気になるようになりました。
この人の筆跡は、字と字の間が割と開いていて読みやすいなぁ・・・
この人の筆跡は、字と字の間隔が詰まっているなぁ・・・
なんて興味深く見たりしています。
書いている人にとっては、いつもそういった書き方で、特に意識して書いてるのではないと思います。
無意識のうちに書いているんですね。
字と字の間隔を詰めて書く人は、字を書く以外の行動面でも次々と間をおかずに行動するタイプではないでしょうか？
せっかち型かもしれません。
車を運転する方なら、車間距離を開けないタイプだと思われます。
もし意識して間隔をあけて運転したとしても、いつのまにか狭い間隔に戻ってしまいます。
無意識の行動の表れなので、いつもの習慣に戻るのですね。
字を書く時にも日常の行動面でも、自然に出てきてその人の性格を形作っているのですね。
筆跡は「文字を書く」という行動の痕跡です。
「筆跡は、あなた自身を映し出す『鏡』。文字を意識的に変えることで、人生も変わります」。
今書いている文字を意識的に変えることで、性格も変わっていくのですよ。
性格が変わると、日々の行動が変わり、日々の行動が変われば、人生も変わってくるのですね。
もちろん「書く」という行動にもそれはあらわれるのです。
几帳面な人が文字を書くときだけルーズになるということはありません。
つまり、文字に几帳面さがわかる特徴が見出せるのなら、 それを書いた人の日常行動も几帳面だろうと推測できるのです。
この筆跡特徴と他の行動との対応の原理は深層心理の考察による理論付けだけでなく、 統計的データによっても裏付けられます。
最近は手紙を書くことも少なくなりましたね。
でもたまに出す手紙やはがきは、手書きですという方もいらっしゃるかと思います。
宛名書き、その筆跡からその人の性格が見えてくるんですよ。
いつも何気なく書いている文字から、その人の環境や行動パターンがわかるんですね。
たとえば、本から引用していますが、下の写真の様を見てください。
へんとつくりの間が広い人は、人望が厚く、心が広くて包容力があるので、いろんな人が集まってくるタイプなんです。
一つの文字をとっても、上に突き出ていたり、はらいが長かったりはねが強かったり、さまざまな特徴があります。
その筆跡からその人の性格や行動傾向がわかるんですね。
どんな仕事に向いてるのか、あの人との相性は？そんなこともわかってくるのですよ。
森岡恒舟先生の「ホントの性格が筆跡でわかる」の本を一度読んでみてくださいね。
私は今筆跡診断士になるために素敵な先生の元で学んでいます。
筆跡診断とは？占いではなくて学問なんですよ。
筆跡診断とは、この書かれた文字の一つ一つの特徴を深層心理学的に分析し、それを書いた人の性格や考え方、行動傾向を読み取るもの。
形態心理学や筆跡心理学から派生した学問です。
筆跡を意識的に変えることで性格が変わり、性格が変わることで、日々の行動が変わり、日々の行動が変われば、人生も変わってくのですね。
