カテゴリ: 筆跡特徴

西川です。

何か心に変化があったとき、筆跡も変わるんですね。

平静にしているつもりでも書かれた文字にははっきりと変化が表れます。

たとえば、へんとつくりの間の広さをみてみると、

「切羽詰まった思い」「身の縮むような思い」のような状態のときは、人の言うことなど聞き入れる心の余裕がありません。

ですからへんとつくりの間の空間もぴったり閉ざしてしまっています。

それに対して、心に余裕のある時は、字の中の空間も広げたい深層心理が働いています。

心にゆとりができ、穏やかな時、へんとつくりの間がぐーーんと広くなります。

このへんとつくりの間の広さは深層心理的に心の広さ、ゆとりを表しています。

いかがでしたでしょうか?

何か心の変化があった場合、筆跡は変わるものなんですね。


カテゴリ: 筆跡特徴

西川です、いつもご訪問ありがとうございます。

ハガキなどで書いていくうちに、行が左へズレていく筆跡特徴を
「行下部左ズレ型」といいます。

書き出し部分というのは、書き終わりに比べると、意識が強く働くのですね。

無意識に左側を目指して空間を広く取りたい気持ちがあるからなんです。

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縦書きの場合、左の方向は「未来」を示しています。

無意識に強く未来を志向していることから、このタイプの人は楽観的、物事を良い方へ考える傾向があるんですね。

楽天家気質ともいえます。

ただ楽しいことを考えたいという気持ちは、厄介なことや嫌なこと、苦しいことから目をそむけたいということにも通じているともいえますね。

この行が左にズレるのではなく、右にズレるタイプはこちらです。

あなたはどちらのタイプでしょうか?


カテゴリ: 人物像

西川です。

筆跡は文字を書くという行動の痕跡です。

筆跡に表れる特徴を見れば、その人の日常の行動も推定できるんですよ。

ですから一度も会ったことのない人の行動傾向もわかってくるのですね。

松下幸之助さんのサインがあります。

この筆跡からわかる特徴は?

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まずは幸之助の「之」の字が大変小さくて、文字の大小がはっきりしていますね。

これは「大字小字混合型」の特徴で、平凡な人生ではなく、波乱万丈な人生を望む気持ちがある。
またはそのような人生を送ってきたことがわかります。

もう一つ大きな特徴があるんです。

それは助の字、助の最終画が大きな弧を描いていますね。

これは「大弧型」といって、
スケールの大きさ、大物の相があることがわかります。

このように筆跡からその人の行動傾向がわかるって興味深いですね。


カテゴリ: 筆跡診断

筆跡診断では、一字ごとの筆跡特徴紙面の使い方の二つから判断します。

この紙面におけるレイアウト(文字や配列・配置)、他の文字とのつながり方のことを筆跡診断では「章法」と言います。

「章法」という言葉を広辞苑で調べますと、「文章の組み立て方」と出てきます。

筆跡における「章法」とは、紙面においてどんな大きさで書くか、どの位置に書くか、行は垂直かブレているか、左右へずれているか、どこで改行してるかなどを言います。

「章法」で診断する時は、主にハガキを使用します。

ハガキを使う理由は?

・ハガキは日本全国共通の大きさであり、どこででも手に入れることができ、生活の中に溶け込んでいるから。

・日本人のほとんどすべての人が見たり書いたりする経験を持っていて、標準の書き方を知っている。
標準と比べることができ、診断しやすいから。

・自分だけが使うメモ帳などとは違って、他人の目に触れ、第三者である郵便局員も宛名を読むことを想定して書くので、社会的な性質があるから。

封書は大きさがいろいろありますが、封書の宛名書きも診断しやすいですね。

筆跡診断&「がん」講演のお知らせ
1.日時 平成28年11月5日(土)
2.場所 AP大阪淀屋橋3F-I
3.受付 12:30~

第一部 筆跡診断講演 ハガキ編 13:00~14:30

第二部 筆跡プチ診断 14:40~15:50

第三部 講演「がん」が教えてくれたこと 16:00~17:20

詳しくはこちらのページをご覧になってください

私は筆跡プチ診断を担当させていただきます。


カテゴリ: 筆跡診断
あなたがいつも無意識に書いている文字には書き癖があります。

その筆跡からあなたの性格・行動傾向を読みとります。

ご自分でも気づいていない性格がわかります。

普段書いている字で「野 口 様」
書いてみてください。

「野」の字の最終画のはねと「口」の2画目の転折から特徴を診断させていただきます。

手元の紙に文字を書いてお待ちくださいね。

こちらから診断結果をお送りしますね

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