カテゴリ: 筆跡特徴

筆跡診断士の西川です。

文字の接筆部というのは、「口」の文字で言えば、弟一画目と第二画目が接したり、離れたりするあり方のことです。

その接筆部の筆跡特徴のなかで、
今回は接筆閉型、接筆開型、接筆あいまい型について説明しますね。

接筆閉型
きまじめで正義感あふれる人、

自分がこうだと思うと人の意見を受け入れないところがあります。

融通がきかなくて頑固な面があります。

接筆開型
この部分を開けて書くのは融通性や協調性の表れと考えることができます。

周りの人に対して寛容、自分の考えと違っていてもゆとりがあるので、相手への思いやりもあります。

しかし、あまりにも開きすぎている場合はおおざっぱでルーズさにつながります。

接筆あいまい型
接筆の部分が開いているのか閉じているのかがはっきりわからない微妙な書き方。

深層心理できっちり閉じるのは窮屈で、かといってはっきり開けるのは抵抗があるといったどちらともつかない書き方が一番楽という感覚を持っている人。

自己主張が強くなく相手に合わせることができるので人間関係ではあまりトラブルのない人。

悩んだり気にしやすいので優柔不断な傾向があるタイプでしょう。

「口」の文字で筆跡診断してみてくださいね。


カテゴリ: 筆跡特徴

筆跡診断士の西川です。

「日」や「目」などの字のように横線を等間隔に書く文字。

等間隔の特徴

この横線を等間隔にきっちり書けるというのは、手先が器用であったり、論理的にな性格。

前後のことをきちんと考えて行動できるタイプです。

女性なら良妻賢母型ですね。

非等間隔の特徴

気分で動く傾向がありますが、カンがよいところも見受けられます。

やや不器用な傾向もあるようです。

字を書き始めた子供にとっては、等間隔に空間を分けることができるのは、手先を器用にしたり論理的な考え方を発達させる訓練にもなるのですね。


カテゴリ: 筆跡特徴

西川です。

文字には「大」の字のように「左ばらい」と「右ばらい」のある字があります。

一度いつも書いてる文字で「大」「今」「東」などの字を書いてみてください。

左のはらいや右のはらいが特に長いという特徴のある方。

「左ばらい長型」
左はらいは字の最終画になることはないのですが、それでも左ばらいを長くするというのは、目立ちたい心理があると言えます。

芸能人に多くみられ、華麗派志向のタイプでしょう。

「右ばらい長型」
この右ばらいはたいてい最終画ですが、それを長く伸ばすというのはずっと続いていたいという気持ちの表れなんですね。

物事に熱中しやすく、のめり込みやすいタイプ、また感動しやすい性質もあるようです。

左右どちらのはらいも長い「左・右ばらい長型」は、あの大女優「吉永小百合」さんの「合」の筆跡特徴でもあるのですよ。


カテゴリ: 筆跡特徴

西川です。

何か心に変化があったとき、筆跡も変わるんですね。

平静にしているつもりでも書かれた文字にははっきりと変化が表れます。

たとえば、へんとつくりの間の広さをみてみると、

「切羽詰まった思い」「身の縮むような思い」のような状態のときは、人の言うことなど聞き入れる心の余裕がありません。

ですからへんとつくりの間の空間もぴったり閉ざしてしまっています。

それに対して、心に余裕のある時は、字の中の空間も広げたい深層心理が働いています。

心にゆとりができ、穏やかな時、へんとつくりの間がぐーーんと広くなります。

このへんとつくりの間の広さは深層心理的に心の広さ、ゆとりを表しています。

いかがでしたでしょうか?

何か心の変化があった場合、筆跡は変わるものなんですね。


カテゴリ: 筆跡特徴

西川です、いつもご訪問ありがとうございます。

ハガキなどで書いていくうちに、行が左へズレていく筆跡特徴を
「行下部左ズレ型」といいます。

書き出し部分というのは、書き終わりに比べると、意識が強く働くのですね。

無意識に左側を目指して空間を広く取りたい気持ちがあるからなんです。

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縦書きの場合、左の方向は「未来」を示しています。

無意識に強く未来を志向していることから、このタイプの人は楽観的、物事を良い方へ考える傾向があるんですね。

楽天家気質ともいえます。

ただ楽しいことを考えたいという気持ちは、厄介なことや嫌なこと、苦しいことから目をそむけたいということにも通じているともいえますね。

この行が左にズレるのではなく、右にズレるタイプはこちらです。

あなたはどちらのタイプでしょうか?